たいてい現実的じゃなくて、
なんかよくわかんない、、、
個人的な資質はもちろん、
現実社会のことを表す星じゃないからね
土星以降は「宇宙」ざんす。
今日は、キロンをへだてて土星と隣同士の天王星の説明。
トランスサタニアンのなかでは、「現実」に踏み込んで来る星です。
星は10個あるんだよね! きみのこえそう。でもアングルやアラビックパーツ、小惑星・恒星などなどを含めると、もっともっとたくさんあるよ。覚え甲斐があるね!! 感受点(星)の英語名・種[…]
西洋占星術 天王星の象意

- 構造
- 普遍性・常識外れ
- 独立性・自立性、それに伴う離別
- 遠隔的共時性
- 副次的なもの
- 非所持
- 突発・突破
- 未来・改革・反逆
- 電気・電波・通信
いっしょくたって変じゃない?
説明しまーす
「土星の型」や「社会常識」について説明しましたね。
「社会常識」は実は、ある一定の地域や空間でしか通用しない、
それも30年と持たない、意外と脆弱性の高い「ルール」です。
それは「真の普遍性」ではない、
「普遍」はもっと、
- 国
- 民族
- 性別
- 年齢
の垣根を超えるものでないといけない!
というのが天王星の普遍性です。
土星の「常識」、天王星の「常識」。
昔、魔女裁判というのがありました。
それは土星の法律であり、
「そんなバカバカしい理由で人を殺す法律があるか!」
と声を上げるのは天王星です。
でもその時代その場所で天王星は、「常識外れのアナーキー」なのです。
後世から見れば、正しいのは天王星です。
「普遍性」と「常識外れ」ね
でもわたしが思うに天王星もまた、
まだ真の「普遍性」ではない
土星より天王星の方が「正しい」のか?

答えはもちろんノーです。
だって例えばさ、
- 世界が移民保護に動いていますから日本も法改正します!
- ドイツを見習って休日法をつくります!
- アメリカが解禁したので日本も大麻OKにします!
- 消費税20%にして貧者に配ります!
- 死刑廃止して、人殺しにも2Kの快適ライフを提供します!
なんてな案が即時に可決されて、
毎月のように法律がどんどん新しくなっていったら、どうする?
覚えられんし、対応できんし、安心して暮らせんがな(; ・`д・´)
基準は「なかなか変わらない」からこそ「基準」たりうる。
「固めて安定させる」土星は、それはそれで重要なんですよ。
ただ、上述の「魔女裁判」もそうだけど、
- 偏屈で無意味なルール
- いつまでも新陳代謝しない化石じみたもの
が「基準」でも困るというわけで。
天王星の効果
今コロナウイルスの影響で、あたかも、
「出社して仕事をするのが常識である世界」に、
強制的にテレワークをさせるような環境ができています。
これ、とっても天王星的です。
- 身近なところから離れる
- 遠隔でやる
- 電気的・通信的
でしょ。
つってもウィルスは海王星で、
今土星をめった打ちにしているのは冥王星ですが。
「理念」ある天王星は改革者、
「理念」なき天王星はただの破壊者

理念のない天王星はしばしば、
「単に土星を破壊したいだけ」みたいな動きをみせます。
単に、「制限」や「規則」に反発するだけの動き。
例えば、
- 文句を言うだけで案を出さない
- 現実を理解していない案を主張する
- まったく実用的でない案を主張する
など。
例えば「夫婦別姓」を主張するのはいいけど、
現在の戸籍法や相続についての知識がなんらなくて、
日本と欧州の管理方法の違いも全く知らず、
「なんでできないの? 簡単でしょ!? 日本は遅れてる!」と、
現政府への批判しかしない、別に勉強もしない、みたいな。
これ、なんにも生み出さない天王星です(;´・ω・)
いつもは土星、ときどき天王星
結局バランスの問題なんだよね。
例えば土星は「地域性」を表します。
で、それは時々、制限性や閉塞性が高過ぎます。
限界集落・田舎的な「型」、しきたりとか連帯感とか、
よそ者や若者をいじめる雰囲気が出て来たりもします。
これは、新しいものを絶対に受け入れないような感じで、
天王星が足りない、土星が頑強すぎる世界です。
でも例えば逆に、
- 浅草も、
- 京都も、
- カイロも、
- ローマも、
- イスタンブルも、
みーんな天王星的な「再開発」で、
ドバイやシンガポール的な近代都市、
右見ても左見てもガラス張りの現代建築、みたいになったらどうする?
イヤだろそんな世界(;´・ω・)
天王星って、そういう「普遍」、そういう「改革」です。
星は10個あるんだよね! きみのこえそう。でもアングルやアラビックパーツ、小惑星・恒星などなどを含めると、もっともっとたくさんあるよ。覚え甲斐があるね!! 感受点(星)の英語名・種[…]