転職・結婚・妊娠……
色んなことで区切りにされてない?
占星学的にはどうなの?
今日はこんなお悩みにフォーカス。
結論としては、
太陽期の終わりと、
火星期のはじまり。
という感じ。
占星術には「年齢域」という考え方があって、
一生をかけて追い駆ける重要テーマは、
26~35歳の「太陽期」に
開発しなければならないといわれています。
太陽?
太陽ってつまり、よくある「12星座占い」で、
「私は牡羊座」「僕は蠍座」と認識している、
誕生日で牡羊~魚座の12パターンに分けるアレ。
アレは実は、
今日はそんな、太陽についてのお話です。
星座占いが「当たらない理由」

「12星座占い」というのは、先述の通り、
太陽を使った大衆的な簡易占いのこと。
例えば

みたいな感じの占いです。
この説明文で、
「当たらない理由」は十分お分かりいただけたでしょう。
そう、あまりにもざっくりしすぎなのですよ。
12星座占いが「悪い」わけではない

/みんなにいきわたる占い!!\
「ざっくりしすぎ」とはいえ、
雑誌とかで不特定多数に占いを提供するには、これしか方法がない。
実際このサイト【きみのこえが聴こえる。】でも、
不特定多数に占術を紹介するには、
【よくあるパターン】として、
超一部分の要素を紹介するしかないのです。
\こんなのね/
好きな人をオトすコツは? きみのこえ①少なくとも相手の嫌がることをしないこと②できれば相手の理想を演じること>>>しかし演技をおすすめはしない理由 前に書いた、12星[…]
本来は、月~冥王星を使うのが【星占い】
でも【12星座占い】が、
すべてを太陽に負わせていることだけは知っておかないと、
「人間が12パターンに分けられるわけないじゃん(笑)」
という結論になってしまうと思います。
本来占星術は、
分担して一人の人間を表現していると考えるものなのです。
\性格を読むには、こんな工程が必要になるよ!/
はじめてホロスコープを読むから、なんにもわからないんだけど、私にもできる? きみのこえできるよ٩( ᐛ )وひとつずつゆっくり読んでいこう! はじめてホロスコープを読む方へ向[…]
12星座占いがピンとこない人は、他の星座にご縁がある。
って人は、
Ascや他の星が別の星座にあって、そちらの方が強い可能性が高い。
あるいは25歳以下で、まだ太陽の年齢域を経験していないとかね。
容姿や雰囲気も、ホロスコープでわかっちゃうの? きみのこえだいたいね~ 今日はこんな疑問にフォーカス。 初学者さんは結構、「容姿はAscが表すんですよね?」と[…]
太陽が表すのは性格ではなく、人生を発展させる方向性。

- 性格を表すのは、
「月から冥王星までのたくさんの星と、アングルなどの感受点」 - 感情や感覚、根底的なところを示すのは、
「月」 - 知性や技術、職業のバリエーション、言語表現力を示すのは、
「水星」 - 趣味や嗜好、恋愛、たのしいことを示すのは
「金星」 - 太陽は、
「人生を発展させる方向性」
年齢域という考え方
冒頭にも書きましたが、
占星術には「年齢域」という考え方があります。
その年齢においては、
その星のように生きる・その星のような人生になる、
という技法。
「人生を発展させる方向性」が定まるのが、
26~35歳ということね。
「当たる」というより、「そういうふうになっている」
そのために生まれて来ている。
後半の度数になると乙女座の影響が出て来て、
他者の目を見るようになるので、
まあ色付けは多彩なんだけども。
それでも自己主張をするのです、
獅子座というエネルギーは。
金星で時を止めてはいけない

結構多いのです。
明らかに金星期を引きずってるな、という人。
本来【公の人格】も担う太陽の性格よりも、金星の特徴が全面に出ている。
女性の場合、
自分の太陽の資質を誰か周囲の男性に投げている
ことも多いです。
社会に打ち出す時期を見誤って、
「え、このまま80近くまで生きるの……?」
と、ちょっと嫌気がさしてる。
という漠然とした不安を抱えている人です。
35歳までに、「人生を発展させる方向性」を定めなくてはならない

重ねて言いますが、太陽は、人生の発展を司る星です。
ボーッとしてたら開発されない。
太陽の年齢域である26~35歳までに、
「なにをしていくのか」
ハッキリさせないといけないのです。
そして次の火星域で、それを社会にガンガン提示していく。
断言します。行動しない人は、後悔する。
遅くとも35歳までに、
「人生を発展させる方向性」が定まらないと、
「え、このまま80近くまで生きるの……?」という不安が、
後年どんどん膨らみます。
怪我が少ない代わりに、
後悔の多い人生になってしまう。
やりたいことを見つけよう。
「やりたくないこと」を排除した残りでもいいから。
占い師をやっていると、
「なにをすればいいのかわからない」
「私はなにをすればいいんですか?」
というご相談に数多く接します。
行動しない人は、いつまでも葛藤している。
でも上記の人々はたいてい、
低迷期にいるのもあって、
何を提示されてもやる気になれません。
「寝てても食えるラクな仕事ない?」
みたいな感じです。
寝てるだけじゃ人生が充実しないのも、
必ず後悔するのも、わかりきっている。
想像してみよう、
「寝てても食えるラクな仕事」がもしあったとして、
80過ぎまでそれで生きられるかい?
なんのために生まれたのか、
いつまでもこのまま食えるわけじゃないと、
とんでもなく重い不安を抱くことになると、
想像できないかい?
いつか必ず、挑戦しなかったことを後悔するよ。
「生きた爪痕を残したい」と思う時期が、きっとくるよ。
「人生を発展させる方向性」
それはつまり「生きがい」ですよ。
食って寝て死ぬために産まれたんじゃないと思うなら、
この星になにしに来たのか、35歳までに考えよう。
発展しましょうよ。
せっかく生まれて来たんですから。
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