タタリ神みたいに思ってる人多いけど、
実際はシシ神様です。
というわけで、冥王星の説明。
\「丸呑み」する感じ、カオナシっぽくもあるが、、/
西洋占星術 冥王星とは(意味)

- 生と死
- 破壊と再生
- スクラップ・アンド・ビルド
- 根源的な変化
- 執着
- 閉鎖
- 強制・支配
- 極端・深刻・異常
冥王星は、冒頭でお話した通りのシシ神様です。
シシ神様が歩いたところの草花は、まず枯れますよね。
で、直後ぶわーッと新しい草花が生えてくる。
それも、前に生えていたのより
- よほど多く、
- よほどつややかに、
- よほど高く、
生えてくる。これが冥王星です。
「破壊」しか取り上げなければ、「再生」もない。
冥王星がきわめて極端で、
しばしば破壊的であるのは事実です。
でも、スクラップ・アンド・ビルドの力なのに、
スクラップしか見ないで嘆くのはもったいないです。
もし冥王星になにかを「破壊」されて、
もう二度と立ち上がれないと思うほど落ち込んだら、
シシ神様の歩く場面を思い出しましょう。
今は神が地面を踏んで、
そこにあったものが解体されているのです。
神が一歩踏み出した時、
新しい可能性が力強く伸びてきます。
冥王星の強制力・極端さ・異常性が、
カリスマ性をあらわす場合も。

グワーッとブレイクする人が散見されます。
極限まで自分を追い込んで仕事をする感じ。
- 絶対に折れない意志。
- 絶対にあきらめない執念深さ。
- 他を蹴散らす圧倒的なパワー。
たしかノーベル賞受賞の山中伸弥先生が
このアスペクトを持っていたと思います。
だいたいカリスマってのは、ある程度独裁的。
まあ、みんなの意見を聞きまわって、
民主主義的に自分のルートを決めて行動するカリスマはないよね。
- やむにやまれぬ衝動があって、
- 突っ走って、
- 誰にも届かないところまでいくからこそ、
みんなが憧れるカリスマたりうるわけで。
信者か、アンチか。
冥王星がらみだと、まわりの人は
- 全面的支持
- 離反
どちらか選ばないといけないくらいの独裁感がありますが、
逆にいえばそれほどの熱狂的な人気を得るくらい、
人を惹きつける磁力を秘めているわけです。
冥王星のトランジットは2~3年以上

冥王星は現在山羊座の終わりにいて、
山羊座・土星の象意を「スクラップアンドビルド」しており、
その大工事の一部としてコロナウイルスが蔓延しているような感じです。
これから水瓶座に入ってきますが、
昔に比べてちょっと足が遅いので、
逆行などにかかったら3年以上の長期形成になってもおかしくないくらい。
「2~3年年の影響」は、リアルタイムでは理解できない。
で、それだけの長期形成を、人間は感じられません。
5~6年経ってから振り返ってやっと、
「ああ、まさにそんな時期だったんだね」と腑に落ちる人も。
冥王星の形成中、大変だったというお話はたくさん伺いますし、
わたし自身、
トランジット冥王星・ネイタル太陽のコンジャンクションを経験していますが、
例えば酔っぱらっている人が
「酔っぱらってなんかないよ!」と言い張るみたいに、
自分の状態はよく見えんのです。
長期形成は「長いからしんどい」だけではない
長期形成の数年の間に、
他の星々が何度も何度もTスクエアをつくるわけです。
でも、「どのTスクエアの時にイベント?」じゃなくて、
「長期形成というイベント中」。
長期形成が明けた時、
それ以前のなにかがスクラップされ、
これからビルドしていける更地になっているか、
あるいは既にビルドの萌芽があるか、です。
まあ結局のところ、人間にできる対策は、
- 人生に目標を持って一生懸命に生きる
- 体調に気を配る
- お金を貯めておく
くらいなもんです。
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