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育児相談で聞く「子育て失敗」「親失格」の声について

 
もう親をやめたい

今日はこんなお悩みにフォーカス。

 

「子育て失敗」「親失格」という言葉を、時々鑑定の依頼文に見かけます。

 

ご本人がご本人に投げかけている言葉なのか、

ご本人が配偶者や親族からこういう言葉を投げつけられたのかわかりませんが、

 

これらの言葉に苦悩している人には、共通点があります

 

 

この記事で分かること
①自覚すべき「子育て失敗・親失格」と思ってしまう理由
②占星術的な原因
③具体的な対処法

 

一番の問題は、
原因や対処法が分からないまま硬直してしまうことです。

 

この記事を読んで過去や現状を分析する・第3者に相談するなど、

硬直をほどく行動を少しずつでもとっていきましょう。

 

 

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子育て失敗・親失格の定義とは

知育 子供 才能 伸ばす 天才 天才小学生 中学生 幼児 子役 習い事 特技 将来 勉強 やる気 3才 4才 5才 6才 7才 8才 9才 10才 小学生 幼稚園 保育

上述の通り、

「子育て失敗」「親失格」という言葉を時々鑑定の依頼文などに見かけるのですが、

 

「子育て失敗・親失格」になるためにはまず、

  • 子育て成功
  • 親合格

の条件が必要ですよね。

 

この条件を聞かれて、具体的に答えられる人が果たしているでしょうか?

いるとすれば、ただ単に浅慮な人だというだけでしょう。

 

子育てに失敗も成功もないし、

親に合格も失格もありませんよ

浅慮な人の言葉に惑わされませんよう。その場限りの罵詈雑言です。

 

 

子育て失敗・親失格と思ってしまう理由

「子育て失敗」についてよく聞く理由としては、以下のものが挙げられます

  • 言うことを聞かない
  • 自主的に勉強しない
  • テストの点数が悪い
  • ワガママすぎる
  • やる気がなさすぎる
  • 友達がいない
  • 趣味が悪い
  • 不登校・引きこもり

一つずつ詳しく考えてみましょうか。

 

 

子供が言うことを聞かない

この点については、逆に考えてみましょう。

  • 親に一つの口応えもせず
  • 親の言うことをすべて聞き
  • 何をするにも親に聞いてから行動する

こういう子供がいるとして、どう思いますか?

これは、、、ちょっと、気持ち悪くないですか?

 

「そんな極端な話はしていない」とお思いかもしれませんが、

実際、親の言うことに忠実な子供って考えると、結構不健康ですよね。

 

子供が言うことを聞かない場合の対処法

一つ一つ、なぜ言うことを聞かないのか原因を探ってみましょう。

 

例えば、食後に自分の食器も運ばないような「いうことをきかない」であれば、

それは明らかにしつけが必要ですよね。

 

友達の家でもそうするのか、そうした場合どういうふうに思われるのか、

なぜそれが失礼にあたるのか具体例を出して説明するしかありません。

 

 

子供が自主的に勉強しない

きみのこえは学生時代に1年くらい塾講師をやったことがあって、

占い師としても色々な子の「現状」を聞きますが、

「自主的に勉強する子供」はそうそういないです。

 

それも、5教科みたいな学校の勉強に限らない、

将来の夢に向かって必要な知識を吸収している子供は。

 

大体、「自主的に勉強する大人」だってほとんどいませんよ。

まず、「なぜ勉強しなければならないのか」という問いに

答えることが重要ではないかな、と思います。

 

子供が自主的に勉強しない場合の対処法

つまり、本人の将来の夢について聞いてみましょう。

「まだ分からない」のなら、可能性をできる限り広げておくために、

「学歴」を志向する「勉強」をとりあえずやる、ということになりますね。

 

ただ「勉強しなさい」と怒鳴るよりは、

理由と目的がはっきりしているほうがわかりやすい。

 

「自主的に勉強しない大人」になってはいけないということを伝えて下さい。

ただまあ、それを言うからには「大人はいいの」は通りませんが(;´・ω・)

 

 

子供のテストの点数が悪い

これも、点数だけ見て「悪い!!」とおっしゃっている方が多いように思うのですが、

どこでつまずいているのかを具体的にみてあげる必要があります。

 

一つ一つの問題を拾っていくことが大切なのです、なんでもそうです。

 

頭ごなしに「勉強しなさい」といっても、

何から手をつけていのかわからないです。

 

そこのところで、検証してあげるのが難しいようなら、

マンツーマン対応の塾を検討しましょう。

 

わたしは講義型の塾講師をやっていたのですが、聞かれれば答えられるんだけど、

質問に来ない子については手が回らないので、

自分から質問しないタイプの子ならマンツーマンの方がいいです。

 

 

子供がワガママすぎる

深刻な親子問題を見すぎているせいか、ほほえましいと感じてしまうのですが、

毎日毎日わがままばかり言われたらそりゃイライラしますよね

 

上述の「言うことを聞かない」と同じく、

一つ一つ原因を拾って、問題点を説明し、正させるしかないですね(;´・ω・)

 

 

子供のやる気がなさすぎる

これは後述。

 

 

子供に友達がいない

これも後述しますが、

  • 友達が多い=良いこと
  • 友達がいない=悪いこと

という「残酷な常識」は捨てましょう。

「親に言われたからうわべだけ同級生とつるむ」子供時代なんて最悪でしょう。

 

 

子供の趣味が悪い

これについては、

  • (親から見て)下品な小説・漫画を好む
  • (親から見て) 子供にふさわしくないゲームをしている
  • (親から見て) 友達の柄が悪い

などなどが該当しますが、

まあ、親の好みを押し付けてもしょうがないというか(; ・`д・´)

 

多くのものを見聞きすることを優先した方が、収穫が多い。

教育方針は各ご家庭で違って当然ですが、

  • 親の検閲を通った本のみ読んでいい
  • 教育的なゲームのみやっていい
  • 親が認めた子だけ友達にしていい

こう考えると、かなりやばいですよ、その方針。

個人的な意見としては、

見聞きするもの・交友関係は完全に自由でいいんじゃないでしょうかと思います。

 

 

子供が不登校・引きこもり

これについても後述しますが、

「学校・就職」にこだわりすぎなくてもいいのでは? と思います。

 

せっかく大学出しても、きみのこえみたいに、

学歴・職歴ほぼ全く関係ないフリーランス

生計を立てている人もいるわけで……(汗)

 

人生の選択肢は、結構多いです。若いならなおさら。

当たり前のルートを必ず歩かなければならないわけではないです。

 

 

親失格と思ってしまう理由

親失格と思ってしまう理由としては、以下のものをよく聞きます。

  • 気分で怒ってしまう
  • 威圧的に叱りすぎてしまう
  • 配偶者や義実家のストレスをぶつけてしまう
  • もっといろいろやらせておけば良かった
  • 甘やかしすぎた

いろいろありますが、私が考えるに、

  • 思い描いていた子供・子育てと現実がかけ離れている焦り
  • 子供が期待にこたえてくれない怒り
  • 自分だけが大変な思いをしていると感じる被害者感

が主要因なのかなと思います。

 

 

思い描いていた子供・子育てと現実がかけ離れている焦り

  • ぼんやり描いていた理想的な子ども像・子育て
  • 友人知人や近所の子供・子育て

などと現実を比べて焦りや落胆を覚えるパターン。

 

 

理想の子供像が具体的にどういうものか書き出せるか

しかし実際、じゃあ理想ってどんな感じなんですかと聞いたら、

たぶんそう具体的には答えられないと思うんですよ。

 

なんか映画とかインスタのショートムービーみたいな「幸せ感」を求める感じで。

ゴールが決まっていないのだから、喪失感が常にあるのは当たり前ともいえます。

 

実際、隣の芝は青く見えるだけで、

どこも苦労は同じだと思いますよ。気楽に行きましょう。

 

 

子供が期待にこたえてくれない怒り

基本的に「子育て失敗・親失格」的な極端なことを言い出す人は、

「自分はこういうふうに育てられたかった」というような条件があって、

その理想の親になるべく努力していたりするんですよね。

 

だからこそ、子供がその理想についてきてくれないのがむかつくわけで。

私はしてほしかったことをすべてしてあげてるのに、

お前はどうして感謝の一つもないのだと。

 

 

「理想の子供像」、現実になったらどんな感じ?

でも上述しましたが、

実際子供に寄せる理想ってどんな感じかといえば、そう具体的ではないはず。

 

映画とかドラマ・想像上の「いいこ」を求めれば、現実ではたいてい

  • 親に一つの口応えもせず
  • 親の言うことをすべて聞き
  • 何をするにも親に聞いてから行動する

これですよ。

この理想と現実の落差は理解しておきましょう。

 

 

自分だけが大変な思いをしていると感じる被害者感

たいていの場合、配偶者が協力的でないんですよね。

だれも味方がいないワンオペ育児が煮詰まってくると、

世界に子供と自分しかいないような感じになってきて、

すると子供しかはけ口がないということになるので、

感情が高ぶるとみんな子供に向かっちゃう、という回路になる。

 

 

思考能力を取り戻そう。

まず生活に余裕をもたないと、

日々を過ごすことに必死で思考停止になってしまいます。

 

具体的にどうすればいいかといえば、

三日ぐらい完全に食事作りを放棄して冷食を出すとか、

掃除も洗濯も全部後回しにしてしまうとか、

やらなくても死なないタスクを全部手離すといいです。

 

三日もあれば十分思考能力に余裕が出るでしょう。

そしたら、自然に視野も広がってきます。

 

後、世話をしてもらえなくて困った配偶者や子供が反省するかもしれません。

 

 

占星術的な原因

占星術で、

  • 気力がわかない時期
  • 「漠然とした不安」でいっぱいになってしまう時期

などがわかります。

 

こういう時期は大人でも、何に対しても興味がわかないとか、

何をするにも時間がかかるとか、不調になりやすいです。

 

子供のやる気がなさすぎる原因がこれだとしたら、

「やりなさい」と怒鳴ったりしかったりするのは、ちょっとかわいそう。

 

2年ぐらいは気力が落ちて、その後種まきの時期になるので、

ある程度理解をもって接してあげるのがいいと思います。

 

子供の時にこういったサイクルの節目を経験しているということは、

28年周期のものですから、大人になって働き盛りの時にピークが来ます。

それはかなり喜ばしいことなので、

子供のうちの2~3年ぐらいどうということもないです。

 

 

子供の個性を尊重しよう。

占星術で本人の資質を詳しく知ることができますが、

他人を寄せ付けない性格を持っている人も世の中には大勢います。

 

「友達がいない人には何か人格的な問題がある」というような価値観においては、

この人は「人格破綻者」にされてしまうかもしれませんが、

どちらかというとこんな考えをもつ人の方が破綻しています。

 

人それぞれ個性というものがあるので、それは尊重するべきでしょう。

無理やり友達を作らせたりしてもしょうがないです。

 

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占星術で見る、年齢域による性格の変化

占星術には年齢域という考え方があります。

55歳ぐらいまでだいたい10年スパンでその人のあり方を推測できる手法です。

  • 1歳から7歳くらい
  • 7歳から15歳くらい
  • 16歳から25歳くらい

この節目節目で性格に変化がある場合、

次の節目でまた雰囲気ががらっと変わる可能性も高いです。

 

外で活発に遊んでいた子が、友達づきあいを徐々にやめて、

家の中で一人でゲームするタイプに変わってしまったりします。

 

 

子育て失敗・親失格という考えについてのまとめ

  • 子育てに失敗も成功もないし、親に合格も失格もない
  • 一つ一つ原因を拾い問題点を説明する手間を省いてはいけない
  • 「残酷な常識」は捨てましょう
  • 親の好みを押し付けてもしょうがない
  • 人生の選択肢は、結構多い。若いならなおさら。
  • ゴールが決まっていないなら、喪失感が常にあるのは当たり前
  • 理想と現実の落差は理解しておきましょう
  • 生活に余裕をもたせ、思考能力を取り戻そう
  • 時期的な不調・変容を視野に入れよう

 

さて、長々と書いてしまいましたが、冒頭で言ったとおり

一番の問題は、原因や対処法が分からないまま硬直してしまうことです。

悩み続けるよりは、何かしら行動してみましょう。

 

この記事がご参考になればとてもうれしいです。

 

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