というわけで、西洋占星術の月についてお話していきます٩( ᐛ )و
星は10個あるんだよね! きみのこえそう。でもアングルやアラビックパーツ、小惑星・恒星などなどを含めると、もっともっとたくさんあるよ。覚え甲斐があるね!! 感受点(星)の英語名・種[…]
西洋占星術 月とは(意味)
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- 基礎的な感情傾向
- 母親・母親としての自分
- 妻・妻としての自分
- 女性一般
- 習慣
- 無意識
- 私生活
ツキがいいとか悪いとかいう、あの月です。
トランジットでは、ホロスコープをおよそ28日で一周します。
プログレスでは、およそ28年ということ。
「基礎的な感情傾向」てなんやねん
というと、
月の年齢域である、生まれてから7歳までの間に、
自然に形成される感情や人格の基礎部分のことをさします。
つまりご家庭でつちかわれる、基本的な人格
めちゃくちゃ虫嫌いなお母さんのところに生まれて、
お母さんが虫を見るたびに半狂乱になって、泣いたりして嫌がっていたら、
その子にもそれが刷り込まれて、虫を見たら異常におびえてしまう、みたいな感じ。
今更意識できないくらい当たり前の「感覚」みたいなものが「月」
そういった、無意識に埋め込まれたもの、習慣化されたものが月です。
ぼーっとしてる時、無意識の癖が出たりしますよね、
あれが月に埋め込まれたもの。
ですから、人に見せるつもりではない、
リラックスしてぼーっと過ごしている、
家の中でのこと、私生活も表します。
幼少時や、母親との関係を表す。
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この月が出生図でどんな状態にあるかで、
基本的な「安心する条件」はもちろん、
小さな子供の頃の様子や、お母さんとの関係も考察できます。
で、厄介なのは、
月は上述の通り無意識や習慣の象徴でもあるので、
問題があったとして本人には気づけないということも多いということ。
時に心は、身体より鈍感。
傷めつけられるのが当たり前みたいな月をもつ人が、
他人の目で見れば「生きづらいのは当たり前だよ」みたいな生活を、
当たり前のように送りながら、
胃とか壊して、生きづらさに悩んでいたりします。
原始的な「感情傾向」さえ、変革する相がある。
月に土星や冥王星がかかることは、
たいていの場合不吉とされて、嫌われがちですが、
例えばこういう時に、負のスパイラルや親との縁を切って、
月の習慣が新しくなるのならそれは前進でしょう。
大人になったら太陽や火星を生きる。
でも疲れた時は、月の自分に戻る。
その人がゆっくりリラックスできる環境が考察できます。
大変な時期の時、疲れてしまって、
とにかくもう休みたいという気持ちになったら、
例えば 9ハウスの月の人は旅行に出たらリフレッシュできるわけです。
9ハウスでふたご座だったら、短期の語学留学とかいいかもね。
西洋占星術での月の使い方
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プログレスでは、28年に1周する内面的な大運、
30年ぐらいで新月になる個人的なバイオリズムとして重宝します。
トランジットとしては、1か月に1周してしまうのであまり重視しませんが、
ソーラーリターンのように、
月回帰を追って運勢を見るルナリターンなどがあります。
生まれる以前のルナリターンを追っていく手法などいろいろあります。
また、月のめぐりはなかなか馬鹿に出来ないもので、
毎月気分が落ち込む時がある、などということがあれば、
割とこのトランジットに表れています。
意識すると気にならなくなるので、結構役立ちます。
また太陽と同じく、満月や新月、特に月蝕や日食は重視します。