ちょっと違うのよ。
というわけで、西洋占星術の水星についてお話していきます٩( ᐛ )و
星は10個あるんだよね! きみのこえそう。でもアングルやアラビックパーツ、小惑星・恒星などなどを含めると、もっともっとたくさんあるよ。覚え甲斐があるね!! 感受点(星)の英語名・種[…]
西洋占星術 水星とは(意味)

- 知性
- 技術
- 言語能力
- 実務能力
- 適応能力
- 商才
- 移動
- フットワーク
- コミュニケーション
月が家を表すとすれば、水星はご近所とか学校です。
月があらわすような、家族的ななじみ深いものに反して、
水星があらわすのは心や家の外の世界にある、
感情を伴わないバリエーション。
たくさんいる同級生とか、
好き嫌い関係なくやらされる5教科とかです。
引きこもり脱出に、水星チェックは重要。
割に、引きこもってしまう人とかに、
水星の傷や、あるいはノーアスペクトとかをしばしば見るのですが、
- なじみのないものへの適応能力
- 感情的な安定感
- 防衛精神
などが関係しているように思います。
好奇心の高さと、適応能力。
つまり、水星があらわす8歳から15歳の年齢域では、
家の外の世界に興味を示して、
あんまり好きじゃないものにもさわってみる冒険をするわけですね。
で、ある程度自分の好き嫌いや感情を守りつつも、
自分の好みとは関係のないやりとりや勉強、
実務や技術習得などをやっていかなければいけないのですが、
子供のうちから引きこもりになってしまう場合、
ここで無理をし過ぎたり、
逆に水星を放棄して月に閉じこもろうとしたり、
極端なことが起きているのだと思います。
水星は「コミュニケーション能力」ではない。

また、水星の象意にはたいていコミュニケーション能力と書かれていますが、
実際、現代でいう「コミュ力」的な素質は、
月から火星までの全員が担っているような感じで、
水星はその中の一員として「言語能力」を担っているというイメージです。
水星があまりにもエキセントリックだと相手に伝わらないですし、
言っていることは正しくても、人の神経を逆なでするような言葉しか選べない、
みたいな性格をもつ水星もあります。
言葉にするときの癖が、水星に出ているということです。
水星は「知性」
また、水星は基本的な知性を表しますから、
単純に水星のアスペクトにバラエティーがあると、
多芸な頭のいい人になります。
水星×土星=知性の遅れ?
逆に、土星と水星のアスペクトは、
学習能力の遅れをあらわすといわれています。
で、それはある程度事実なんですが、それを象徴するように、
子供のころ勉強ができなかったというアインシュタインは、
押しも押されもしない偉人として歴史に名を残しています。
要するに土星と水星のアスペクトは専門性であって、
習得や研究に、「時間がかかる長大なテーマ」をもちやすいわけです。
冒険的ではなく、間違いのないように慎重に進めますし、
脱線しませんから、知性活動は結構狭まったものになりやすい。
逆に言えば、専門性がきわめて高いというわけですね。