移動による旅も、
活字による旅も、
精神による旅も、
9ハウスの管轄です。
グレードアップの9ハウス。
それは着地しないということでもあります。
説明していきまーす。
無料ホロスコープをつくろうとしたんだけど、「ハウス分割法」を選べるみたいだよ。どれを選べばいいの? きみのこえ基本、「プラシーダス」でよいです。 今日は「ハウスの象意(意味)[…]
西洋占星術 第9ハウスの象意

ケーデントハウス
- 精神的・抽象的な思考能力
- 形而上学・哲学・宇宙観や死生観(宗教)
- 教養・学問・高等教育
- 出版
- グレードアップ
- 旅・留学・海外移住
8ハウスでは、
7ハウスで出会った人たちとの関係性を強固にするために、
自分も相手も逃げられない環境で、
不文律的な共感と同化を進めていきました。
で、9ハウスでは、
一対一の関係から抜け出して、
もっと大きなもの、広いもの、多数なものも視野に入れます。
9ハウスの類化能力。
そして、色々たくさん見て、比較していると、
世の中には同じような型のものがたくさんあると気づきます。
抽象的に、哲学的に、思想的に、
同じ型だと気づくのです。
「不文律的」を明文化するように理解して、
理解した途端、「不文律」から抜け出すわけです。
3ハウスと9ハウスの違い

- 3ハウスはハウツー・テクニカル
- 9ハウスはアカデミック
です。
- LINEのグループトークに招待する手順
- DIYで木を切ってやすりをかけるまでの工程
- 英語を習得するためのカリキュラム
こういった実用的な知識・技能を表すのが
9ハウスや射手座では、
「不文律を理解した」後なので、
そういう形而上学的なこと、
目に見えないけれど支配的ですらあるほど強力なもの
も、学問として扱うことができます。
学問として扱うということは、
体系化できる、知識として統合できるということです。
哲学とか神智学ですね。
9ハウスは「土星」の範囲の「知識」
アカデミックとか学問とかいうからには、
それは社会に存在する、社会に認められたものです。
一般的な常識的範囲から逸脱するような、
アブない教義をもつ宗教とかにハマるとしたら、
支配星の状態や、12ハウスからのスクエアなどから読み取れるはず。
9ハウス単体では、社会の中で問題は起こしません。
9ハウスの解釈には、
射手座・木星・ノヴァイルを参考にできる
だいたい木星というのが、
そもそも土星の枠内で動く善意の星なのです。
似た象意を持っています。
9ハウスが強い人の特徴

9ハウスは旅です。
- 知識の旅
- 精神の旅
- 探求の旅
- 飛行機の旅
- 客船の旅
です。
で、その9ハウスが強いわけなので、
- 本好き
- 空想・神秘学好き
- 勉強中毒
- 旅行大好き
な人が、もちろん多いです。
旅?
一昔前までは、
- 3ハウス=国内旅行
- 9ハウス=海外旅行
などと、占星学の教科書に書いてあったりしました。
海外が遠かったんでね。
でも今、海外はグッと近くなりました。
結局、だから、キャパシティです。
- 3ハウス=ご近所でお散歩
- 9ハウス=県をふたつまたいでディズニーランドへ
という人も、
- 3ハウス=首都圏から近畿地方へ
- 9ハウス=沖縄や北海道
という人も、
- 3ハウス=香港・台湾・フィリピンなど東アジア圏
- 9ハウス=「国際」
という人もいるわけです。
もしかしたらこれから、
なんて人も出てくるかもしれませんね。
9ハウスが強い人は、
たいてい好奇心旺盛でフットワーク軽めです。
ひとりでガンガン遊びに行く感じ。
