特定の長期的な関係は
誰とも築けないのよ~
今日は8ハウスの説明です!
無料ホロスコープをつくろうとしたんだけど、「ハウス分割法」を選べるみたいだよ。どれを選べばいいの? きみのこえ基本、「プラシーダス」でよいです。 今日は「ハウスの象意(意味)[…]
西洋占星術 第8ハウスの象意

サクシーデントハウス
- 特定の人・集団との深く長期的な関わり
- 閉鎖・蓄積
- 結束・拘束
- 死と再生、スクラップ・アンド・ビルド
- 継承・寄生
- 調査・探索・追求
- 金融(融資・貯蓄・パートナーのお金など)
8ハウスは、「結合」
7ハウスで
を選別しました。
その後に入る8ハウスでは、
この人たちとの関係性に絆を持たせます。
7ハウス段階ではまだ、
平等と個人意志を保つ風の領域で、
それは固定的な関係ではないのです。
7ハウスはよく「結婚のハウス」などといわれていますが、
その実8ハウスの方が、
結婚相手や結婚生活に関わりやすいです。
関係性の中での、根本的な変容

8ハウスの理解には、
蠍座やセミスクエア・HN8の象意が役にたちます。
人・共同体(組織)の中で自分を「改造」するのです。
6ハウスでは、
個人的な管理や実務的な努力によって自分を改造しましたが、
8ハウスでは、
もっと受容的というかいわば強制的に、変容が進みます。
8ハウスは「結婚生活」や
「社風」を考えるとわかりやすい
他人との共同生活である「結婚生活」の中で、
それ以前と同じ暮らしはできません。
相手も自分も「関係性」の中で、
不文律的ななにかに染められていきます。
そのふたりでしかありえなかった世界が構築されるのです。
それそのものが8ハウス。
人格が根本的に変わっていきます。
「社風」に染まるのも同じようなことで、
あのー、「私の勤め先」と「ウチ」の違いです。
「ウチの会社」「ウチはさ~、」
と言う時の、
- 言葉にできない連帯感
- 帰属意識
- ある程度強制的な共感
- 感情・心理的結束力
が8ハウス。
不文律の枠に閉じ込めて蓄積していく、強烈な集団パワーです。
そこにはもちろん、先祖や家系といった「集団」も含まれます。
西洋占星術の「水」
水の三角形、
- 蟹座
- 蠍座
- 魚座
- 4ハウス
- 8ハウス
- 12ハウス
はみんなある程度、
- 同化
- ルーツや集合的無意識
- 個を手放すこと
- 死
などを管轄しています。
8ハウスが強い人の特徴

8ハウスの強い人は、
やはりなんらか「継承」の力が強い印象があります。
たとえば
で、伝統芸能の後継者とかね。
必ず「お金を受け継ぐ」ってわけではないです。
無形でもかけがえのない「遺産」でしょ。
まあ伝統芸能の後継者ときたら実際、
お金もたくさん残してもらえそうな境遇ですが。
ただ、その代わり人生は継承することに束縛されるわけですね。
8ハウス強い人には、他人への影響力が強い人が多いです。