7ハウスとは? 意味・特徴・出方を解説!【西洋占星術】

 
「結婚」の印象だけが
めちゃ強い

 

 
きみのこえ
「結婚」というよりは
「結婚相手」の方が近いかな

 

今日は7ハウスの説明です!

 

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西洋占星術 第7ハウスの象意

アンギュラーハウス

  • 客観的な自分
  • 共同作業
  • 特定の相手
  • 結婚相手・ビジネスパートナー
  • 対人関係
  • 社会的な入口

 

Ascの反対側、Desから始まるこのハウスは、

他者からみた自分

です。

 

7ハウス(Des)は、
「自分の思う自分」ではない「自分」

  • 自分はこういう人間で、
  • こういう才能を持っていて、
  • こういう仕事に就きたいです、

というのが「Asc」だとして、

  • 君にはこういうところがありますね
  • 君のこういうところは貴重な才能に思えます
  • 君にはこの仕事を任せようと思います

というのが「Des」です。

 

社会に関わる=ある程度、社会の要求に応えること。

もちろん、任される仕事は、

自分の希望通りとは限りません

 

サックスがやりたくて吹奏楽部へ行っても、

トランペットが足りないから、

君はトランペットねと言われるかもしれないわけです。

 

純文学誌を志望して出版社に行っても、

週刊誌にまわされるかもしれません。

 

社会は、個人の発展性には、特別構ってくれません

でも、要請があること自体が、

個人にとって社会的な第一歩です。

 

 

7ハウスは、対外的な自己実現

どれほど自分にこだわりがあっても、

誰も取り上げてくれない、誰も賛同してくれないところで、

延々一人主張していても仕方がありません。

 

なにかしら、折り合いをつける必要はある。

主張し続けていたら扉が開いた、

と思わされるような例はあるんですよ。

 

でもやっぱ、100%思い通りになるわけじゃない。

 

「自分はアーティストだから、宣伝なんてしたくない」

といっても、商売する以上は駆り出されますし、写真も撮られます。

世俗的なキャッチコピーを勝手につけられるかもしれません。

 

Desで、社会的に受け取られるかそうでないかがハッキリするのです。

 

社会に受け入れられなかった場合は?

受け取られなかったものは、押し出そうにもどうしようもなく、

  1. 社会の要請に合わせて作り替えるか、
  2. 趣味や課外活動(5・11ハウス)にしておいて
    仕事にするのはあきらめるか、

どちらかです。

 

 

他者のイメージから、対外的な自分像を構築する。

  • 君にはこういうところがありますね
  • 君のこういうところは貴重な才能に思えます
  • 君にはこの仕事を任せようと思います

というのが「対外的な自分像」です。

 

でも、ある人には

「君はなんでもていねいにやってすばらしいね」

と言われ、

 

ある人には

「おまえは要領が悪いな」

と言われるようですと、

 

構築される「対外的な私」ではずいぶん差が出ますよね。

 

上記は長所と短所の表裏ですが、

他人の目なんていいかげんなもので、

誰しも主観でものを言うのだから、

それは常に独断であり偏見です。

 

「君は覚えが早いね!」

と言われながらに、

 

「おまえは要領が悪いな」

と言われることすらあるわけです。

 

で、「主観」のみを取り上げて、

「対外的なもの」を拒否するのは極端ですが、

この押し付けられるイメージのすべてを引き受けていると、

それはそれで人格が破綻します。

 

周りの重要人物が、あなたの人生を変えてしまう。

  • 採用するイメージ
  • 採用しないイメージ

を取捨選択し、

同時に「この先の人生で関わる特定の人」を選別し、

「対外的な自分像」を作り上げていく中で、

社会人としての振舞い方や、

社会に関わる時の活動イメージが形作られていくのです。

 

その構築に、

  • ビジネスパートナー
  • 敵対する人
  • 援助者
  • 配偶者

などは、きわめて重大な役割を担っています。

これらもまた、7ハウスの象意です。

 

 

7ハウスが強い人の特徴

天秤座の象意が参考になるのですが、

7ハウスの強すぎる人はしばしば、

他人の意見なのか自分の意志なのかわからなくなる

現象があります。

 

7ハウスが強すぎると、引きこもり傾向が出ることも。

色々な意見の中庸を取ろうとするような傾向があったり、

その場の空気を壊したくない性質であったりで、

そういう感じになりやすいのですな。

 

影響され過ぎてしまうことへの防衛なのか、

意外と引きこもり傾向の方も散見されます。

 

人気(人脈)、洗練、偏らない考え方

その代わり7ハウスが強い人は、

たいてい友人知人がとても多いし、

人当たりや服装・TPOの判断などが洗練されており、

「相手を否定せずとりあえず受け取る」平等精神を備えていることがほとんど。

 

おもしろいことに、引きこもり傾向であっても、

友達はとっても多いのです。

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