- 仕事
- 病気
のハウスというとちょっとニュアンスが違う、
6ハウスの象意について説明していきます!
無料ホロスコープをつくろうとしたんだけど、「ハウス分割法」を選べるみたいだよ。どれを選べばいいの? きみのこえ基本、「プラシーダス」でよいです。 今日は「ハウスの象意(意味)[…]
西洋占星術 6ハウスの象意

ケーデントハウス
- 労務・実務
- 管理・調整
- 訓練
- 奉仕
- 防衛
- 自己抑制
「個人性・主体性」をスムーズに発揮するハウスですが、
機能を持ったハウスです。
主体性に寄り過ぎた人生
これは、5ハウスの象意の説明でも書いた通り、
たいてい
- 「自分や身内(同じルーツ・共感を持つ人)には面白いけど、
外の世界に広がっていかない」
問題点を持ちます。
- 受け手を意識する、市場や流行を読む力
- 依頼に沿って制作する協調性
- 自分を売り込む能力
などが必要なわけですね。
5ハウスと6ハウスと7ハウス
流行ガン無視で
をしていたら、
「大正ロマン好き」の人しか反応しないわけですよ。
4ハウス的な、
「情緒で繋がった仲間」しか反応しないわけです。
でも、それを売ろうという会社があって、
作品の言葉遣いとかをうまいこと現代化してあげたりしたら、
商品として大衆にウケるところまで持って行けるかもしれない。
その要求をしてくるのが7ハウス。
それに応じて自分を曲げる、
「自己抑制」と「訓練・調整」をするのが6ハウス。
6ハウスは「病気」!?
社会からの依頼に応じることに寄り過ぎた人生

毎日のように「残業してくれる?」と押し付けられて、
「ノー」と言えない人の生活を想像してみましょう。
- 帰宅はいつも21時過ぎ
- ごはんは外食かコンビニ
- 友達と飲む時間もない
- 恋人いない歴が5年超えた
- 趣味は通勤時間にやるスマホゲーム
こんなんですよ、きっと。
人生を誰に食われちゃったのだか。
6ハウスが「病気」を象徴する理由
初学者さんから、
「私、6ハウスに~~~があるんですけど病気になるんですか!?」
なんてなことを聞かれることって、結構あります。
なぜ6ハウスに「病気」が割り当てられているのか?
上記の生活内容を見れば自明のことでしょう。
6ハウスは「病気」というより「健康(管理)」です。
社会や他人のために自分をないがしろにしすぎれば、
当然、そのぶんのツケが蓄積されていくのです。
6ハウスに割り当てられているのは
- 「病気」というよりは「健康」
- 「健康」というよりは「健康管理」
- 「健康管理」というよりは「総合的な管理・調整能力」
です。
イチローに学ぶ健康と管理【6ハウス】
イチローはストイックな管理能力でも有名ですね。
- ルーチンを淡々とこなす
- 普段から怪我予防のための対策をする
- 数字的な情報をきちんと管理する
これもすべて6ハウスです。
実際イチローは、大きな故障なく引退を迎えました。
6ハウスで病気になる人と、健康を維持する人がいるわけです。
で、6ハウスが示しているのは病気や健康ではない、
管理能力だ、というわけ。
①まず医師法にかかるから
②次に、病気にならないための自己管理は
日々できるだけ気をつけていて当たり前のことで、
「健康に気をつけなくていい時期」はないから
③自己管理していてもなおかかってしまう病気を
先に知る利益はなにひとつないからです。
★「自己管理」の必要は、お伝えしています。
デビュー前の下積み
人は他者の目を意識しつつ、自分を打ち出すことになります。
しかしその前になにかしら、
5ハウス的な「主観的思い込み」を傷つけられるタイミングがあるわけです。
実務的な管理で自分を「対社会用」に改造するのが6ハウスです。
改造しても、Asc=「原始的な自分」はいつまでも残ります。
その点、「増設」といってもいいのかもしれないけれど、
でも6ハウスを出る頃にはグレードアップしているのです。
6ハウスが強い人の特徴

そういうハウスなので当然のことですが、
になります。
つまり、
- 必要なものと必要でないものを分け、
- 必要な工程で予定を組み、
- 単純作業であっても淡々と着実にこなしていく
実務的パワー。
だいたいどんな業界でも頼りになる人ですが、
特に数字に強く、細かな管理能力の必要な仕事で輝きます。
秘書的なサポートワークにも大活躍。
お医者さんや看護師さんも、6ハウス強めであることが多いですね。
ミスが許されない分野にも適性があるということです。
けれどやっぱり、オーバーワークの人が多いです。
自分の心身の管理も忘れずにね。
