具体的な場所じゃなくてもいい、
やすらぐ「居場所」ね。
てなわけで4ハウスの説明をしてまいります!
無料ホロスコープをつくろうとしたんだけど、「ハウス分割法」を選べるみたいだよ。どれを選べばいいの? きみのこえ基本、「プラシーダス」でよいです。 今日は「ハウスの象意(意味)[…]
西洋占星術 第4ハウスの象意

アンギュラーハウス
- 帰属する集団・場所
- 家族
- 家庭の環境・生活
- 家そのもの・土地(不動産)
- 故郷・ルーツ・墓
- 共感能力・情緒的信頼感
要するに、情緒的に落ち着く居場所のことです。
1~3ハウスまでの物語を思い出そう。
小学校に上がった子供は、仲良しグループを形成します。
仲良しグループの子には遠慮なく振舞うけれど、
よそのグループの子と帰り道でいっしょになったら、
なんか気まずいです。
よそのクラスは、まるで別の国です。
みだりに立ち入らず、出入り口で立ち止まって、
用のある子を呼びます。
4ハウス=帰る場所。眠る場所。
その、気持ちの上での境界線が4ハウス。
あくまでも「情緒的な、帰属するところ」
ランダムな席替えで決まった班は、
情緒的な結びつきがない限り、
4ハウスではありません。
班長や副班長、
その他役割を決められた10ハウスでしょう。
あるいは8ハウスかもしれませんが。
逆に、血の結びつきがなくても、
情緒的に繋がっているのなら家族です。
それが4ハウスの共栄共存。同化の力。
4ハウスとは、「個」が失われる場所

集団として同化するからには、
個々人が突出することはなくなります。
4ハウスは
- 仲良しグループであり、
- 家族であり、
- 風土であり、
- 民族であり、
- 国であり、
です。
そこから目覚めて飛び出し、
孤立してでも「やる」のが個性。
4ハウス、つまりICに入る時に一度これを殺し、
より大きな世界に繋がって、
集合的・共感的・共通的なエネルギーの一部になるわけです。
4ハウスとは、情緒的信頼。
つまり法律・規律的な善悪は全く関係なく、
「不良だけどいい子だよ」が通用します。
4ハウスで重要なのは、共感できるかどうかだけです。
情緒的な絆で結ばれた仲間については、
どのような落ち度があろうと、保護しようとします。
4ハウスが強い人の特徴

例えば支配星が6ハウスに在留している場合、
自宅を事務所にするなど、
フリーランス的な性格が強くなります。
例えばリースとかで、
地域の色んな会社をまわるイメージですが。
4ハウスの強い人は、
地域において有力者になったり、
地域を保護していく仕事に就いたりする率も高いようです。
双子座・水瓶座とかなら、むしろ反発が強くなるわけで。
全体をみて判断しましょう!
