「友達」とか書いてあってさー
11ハウスは「未来への希望」だよ。
4ハウスの仲間は、情緒的な繋がり。
11ハウスの仲間は、理念的な集まりです。
説明していきまーす。
無料ホロスコープをつくろうとしたんだけど、「ハウス分割法」を選べるみたいだよ。どれを選べばいいの? きみのこえ基本、「プラシーダス」でよいです。 今日は「ハウスの象意(意味)[…]
西洋占星術 第11ハウスの象意

サクシーデントハウス
- 課外活動
- 政治・市民活動・運動
- 革命・改革・実験
- 研究会・講習会・ワークショップ
- 希望・理想・未来の新しい可能性
- 友人・知人・支援者
- 広く垣根のない交流・集まり
10ハウスは「地上的な結末」、「地上的な達成」であり、
「田中太郎」が「●●商事係長」とか「課長」になることです。
●●商事を辞めてしまったら、その地位もいっしょに失われます。
個人としてもっと確立したものになるために、
そして、「達成」の先の展望を模索するために、
全く新しい可能性に手を伸ばすのが11ハウスです。
「椎名裕美子」さんが「椎名林檎」になって、
「東京事変」や「椎名林檎feat宮本浩次」になるのが11ハウスなわけです。
11ハウスの政治活動

要は「天王星の象意」で説明したように、
「その場・その時代」に限らない「普遍性」を持ち込みたいわけです。
現行のものに異を唱え、
もっと次世代にマッチした、新しいやり方を求めます。
それは品位が悪ければ、
ただ現行のものに反抗し、破壊するだけの衝動になります。
理念のある革命は、
時代遅れの魔女裁判を撲滅し、平等の風を運んできます。
11ハウスは10ハウスを「広げる」ものでもある
プログレスの月が10ハウスから11ハウスへイングレスする時、
今までの業績から得たノウハウなど、つまり「社会的達成」を、
セミナー開催などで広める活動に出る人も多いです。
会社員を辞めてフリーランスになる、という動きも鉄板ですね。
これはその人のキャパシティが大きいと、
日本で成功して海外進出に入る、なんてなことにもなります。
今までの活動に、新しい要素・独立的な要素を加える動きですね。
天王星に「サブ」的な要素があるように、
11ハウスにも、支社拡大的な作用があるのです。
11ハウスが強い人の特徴

11ハウスが過剰だと、
しばしば「一般常識」的には「社会的達成度」が低めな傾向が出て来ます。
ご本人的には「仕事で成功したい」と言っていたとしても、
資質としてはステイタスに興味がなく、
事実ステイタスを上げるような行動はなにひとつしていない、
みたいな感じが多いです。
例えば、
- 「●●年度 最優秀企画賞」という明確な目標をもって、
- いつでも仕事の企画のことばかり考えていて、
- 休日にはボツ案と採用案の照らし合わせや、
- 新しいノウハウ学習をしています。
という人と、
- 「仕事で成功したい」という目標をもって日々努力しており、
- 仕事以外にはキャンプ部を主催、
- 休日はキャンプ部の企画や連絡の取りまとめや準備に忙しく、
- 次のボーナスでは新しいテントを買う予定です
という人と、どっちが「仕事で成功する」か?
……まあ、自明なんだよね、うん。
棚ボタを得るにも、まず棚をつくらないと。
トランジット木星の記事などにも書いていますが、
結局人間は、やっていることでしか成功できんのですよ、
あたりまえです。
11ハウスが「悪い」という話ではない
上記はあくまでも、
「社会的達成」という面では、
11ハウス過剰は効率が悪い傾向だよ、ということ。
会社と家の往復をして、趣味もなく仕事に打ち込む人と、
仕事以外にもたくさんの交友関係や遊びの場を持っている人、
こんな両極端なものを持ち出して比較してもナンなのですが、
人間としてどちらの方が幅が広いかといえば、
断然後者です。
特定の場や立場に拘束されない、
いつでもどこでも通用する自分になること。
後者の人生は、仕事を辞めようが定年を迎えようが、
「有名なキャンパー」として広がり続けるわけです。
前者の経歴は●●商事を辞めてしまったら打ち止めで、
例えば「●●商事で年間200の企画を通した〇〇が教える!」みたいなことで、
新しい方向性、11ハウスに移行しなければならない時がきます。
それこそ、定年後にキャンプを始めるかもしれませんね。
で、そこで出会った人に「●●商事で課長でした」といっても、
あんまり役に立ちません。
年齢・国籍・性別・経歴、その他にとらわれない平等性が