廃人みたいになった。。
今日はこんなお悩みにフォーカス。
という言葉が有名になったのは
いつごろなのでしょうか。
少なくとも女性の社会進出が
進み始めた最近のことなのかなと思います。
引きこもりの定義は 、
- 仕事や学校に行かない
- 家族以外の人との交流をほとんどしない
- 6ヶ月以上自宅にひきこもっている
なので、
引きこもりには該当しない
と思いますが、
まあ、
みたいな話なんでしょう。
外に出ないことや社交的でないことを
問題視する風潮の方がおかしいと思う。
人それぞれでいいではないか
今日はそんな「引きこもり主婦」のお話。
同じお悩みを抱える方に、
参考になれば幸いです。
占いでわかる人生の転換期
バリバリ仕事してたお母さんが
退職後引きこもりになった

- 55歳女性(当時)
- 会社員
- 子供二人
- 結婚 28年目
これはわたしの友人のお母さんの話です。
わたしの親世代には
珍しいキャリアウーマンで、
なおかつ話を聞いていれば、
子育ても家事もワンオペの超ハードワーク。
友人はその家庭で育ったため、
それを当たり前だと思っていましたが、
限界を超えているような活動量
でした。
53歳頃から運気・気力が落ちてきた
このお母さんなのですが、
53歳を過ぎたあたりから、
理由という理由もないのに評価を下げられ、
下につかなければならない
ようになりました。
もうすぐ定年だから
こういうことをされるのかと、
かなりやる気をなくしてしまっていたそうです。
仕事がうまくいかないと、生活もすさみがち。
仕事だけでなく日常生活でも
だんだんと無気力になって、
家もちょっと荒れたとか。
というか、お母さん以外が掃除してないから荒れるんですけど!(; ・`д・´)
完全無料ですぐできる
はじめてホロスコープを読むから、なんにもわからないんだけど、私にもできる? きみのこえできるよ٩( ᐛ )وひとつずつゆっくり読んでいこう! はじめてホロスコープを読む方へ向[…]
55歳で肩を叩かれ、自主退職
「引きこもり主婦」へ

で、55歳の時に肩を叩かれて、
お母さんは早期退職という形で職を去ることになりました。
いろいろ苦労があったんだろうなと想像されます。
働いていた時の 1/3も活動しなくなってしまった
友人がわたしに相談してきたのは
ここからのことで、
お母さんは 1日暇な状態になったのに、
活動しなくなってしまった
そうなんです。
- ぼーっとしていることが増え
- 無気力なままで
- 趣味の刺繍も全くせず
1日家で何をしているのか?
と不思議になってしまうような状態。
自分も同じ状態だと思った人は、
心がパンクする前に、すっきり整理整頓しよう。
気力が落ちる時の運勢には、パターンがある。
で、友人としては、
まさか何か思いつめているんじゃないかと心配して、
占いでの見地から意見をくれと依頼してきたわけです。
わたしとしては 話を聞きながら
「それは進行の月だな」と思いました。
実際、突然気力が落ちたわけではないと思うんですよ。
ゆっくり28年周期の
終了フェーズに入っていたはず。
それをお母さんが、
誰にも見せなかっただけだと思うんです。
「引きこもり主婦」のホロスコープ

さて、ホロスコープを見ると、
お母さんは進行の新月のタイミングで、
一番やる気がなくなる時期でした。
新月が起こるのは 12ハウス。隠遁の部屋です。
この機会に覚えよう♪
西洋占星術の用語さー、英語ばっかで難しいし、わけわかんないんだけど 今日はこんなお悩みにフォーカス。用語の意味を簡単に解説していきます。 [itemlink post_id[…]
しかも太陽はイングレス直前。
なときですね。
また55歳ということで、年齢域の移り変わり目。
土星もまた12室にあって、
ほぼアスペクトのない状態でした。
本文中の青文字タップでも説明が見られるよ!
星は10個あるんだよね! きみのこえそう。でもアングルやアラビックパーツ、小惑星・恒星などなどを含めると、もっともっとたくさんあるよ。覚え甲斐があるね!! 感受点(星)の英語名・種[…]
ぼーっとしているのが当たり前の時期だった
これだけでももう、
答えは出たようなものです。
お母さんはしばらく休憩期間で、
次の人生テーマを模索していくとき。
ずっと同じ性格・方向性を持つ人はいない。
動き出すのは早くて2年後だけど、
今までのようにバリバリ働く方向性ではないし、
人が変わったように見えるかも知れないけど、
それは生命サイクルに合った状態。
こういう時にカラ元気で
誰にも弱みを見せないという方がよっぽど心配。
わたしは友人に、このように伝えました。
「引きこもり主婦」の母親に、
社会復帰を強いる子供

>>>関連記事:親子逆の場合
友人としては、
母親像を捨てられなかった
らしく、
「どうしたら今までみたいになってくれるのか?」
と聞いてきました。
意識してないからこそ、残酷。
これはちょっと残酷な質問です。
自分の思う母親像をお母さんに押し付けて、
それを演じ続けろという考えなのですから。
もちろん友人は、
そんなこと思っているわけではありませんよ。
「前のように元気になってほしい」
と思っていっているだけです。
でも、
なのです。
本人が一番戸惑い、不安に思っている

お母さんは占星術はもちろん、
その他スピリチュアルな方面の知識もないだろうから、
「できなくなった」自分には
傷ついているはずです。
「今までできていた」分、
つらくてたまらないでしょう。
どうして「できなくなった」のか、
理由がわからないんですから。
「今までどおりになって」と言われれば、
とてつもない無理をするかもしれません。
ちょうどいい活動量には個人差がある。
コンディションによっても調節すべき
今まで限界を超えるような活動ぶりであったとして、
それが本人的に普通の状態だったとしたら
「無理」ではありません。
でも逆にちょっとしたことでも、
本人の気力が落ちているとか、
全く違う方向性を持っているとかいうときは、
ものすごいエネルギーを必要とする「無理」になります。
距離感は大切です。
わたしはできる限りの説明はしたのですが、
結局友人はお母さんを
- 旅行やら
- 病院やら
- なにやら
に連れ出そうとしたり、
要するには大きなお世話を焼き過ぎて、
親子関係を悪くしてしまったそうです。
「引きこもり」って、そんなに悪いことですか。

友人の心配はわかるんです。
でも28年も走ってきたのだから、
2~3年ぐらい、
なんなら残りの人生ずっと
瞑想して生きたっていいじゃん、
それも人生のバリエーションでしょ。
ときみのこえは思うのです。
このお母さんが
「引きこもり主婦」と呼ばれると思ったら、
わたしは結構腹が立ちます。
瞑想上達のコツは
黙考するのではなく、
無心になること。
レム睡眠中の脳と同じ感じになるのだとか。
人に理想を押し付けてはいけない
人格というものは固定されていません。
ある日突然変わることだってあります。
それが受け入れがたい変化だとしても、
本人にもどうしようもないことなので、
いい付き合い方を模索しようとする姿勢が大切です。
人の人生は人のものなので、
自分の期待通りになってくれというのはお門違い。
「引きこもり主婦」実例まとめ
- 進行の新月のタイミングで、
それまでやっていたことに節目をつけることが多い - 太陽のイングレス期は、方向性を見失いがち
- 年齢域の境目に、大きな落差があることがある
- 進行の新月後は、テーマが決まるまできつい
- だれかを自分の思い通りにはできない
- 本人のつらさを思いやろう
- ちょうどいい活動量には個人差がある。
コンディションによっても調節すべき - 人に理想を押し付けてはいけない
せっかく相談してくれたのだから、
お母さんが「できなくなった」という考えを更新してほしかったな、
と思うと同時に、
自分の表現力や説明力がまだまだ稚拙な証拠でもあるな、
と反省した 1件でした。
ずいぶん前のお話です。

\ この記事がお気に召したらシェアしてね! /