今日はこんな疑問にフォーカス。
早い話が、
というわけで、ヘリオセントリックがどんなものなのか説明します٩( ᐛ )و
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西洋占星術 ヘリオセントリックとは?

要するに、
- ジオセントリック
- ヘリオセントリック
は、
- 天動説のホロスコープ
- 地動説のホロスコープ
です。
ジオセントリックとは?

いつも使っている、普通のホロスコープ。
ジオセントリックで使われる太陽は、実は太陽ではなく地球なんですね。
だから1年で1周なの。太陽を投影した地球ということです。
ヘリオセントリックとジオセントリックの違いは?
地動説では当然、太陽を中心にして天体が回るので、「逆行」がありません。
そして、地球と月は区別なくいっしょにされます。
太陽から見れば、地球と月は同じものということです。
で、地球のサインは、ジオセントリックの正反対になります。
12星座占いでやぎ座の人は、ヘリオセントリックでは蟹座になるということです。
水星・金星も結構動きます。
ホロスコープの太陽は「生まれつきの性格」ではない。

この記事にも書きましたが、
太陽は自ら開発して築き上げるものであり、生来の性格ではありません。
12星座占いは、
ジオセントリックの太陽が1年でホロスコープを1周することを利用した、
エンターテインメントの占いです。
太陽は「目指すもの」であり「発展する方向性」
つまり早い話が、
天動説の太陽サインは「まだつかんでいないもの」なんですよ。
このあいだ太陽の話のなかで、
「36歳までに獲得するべき目的意識」というようなことに触れたと思います。
>>西洋占星術・太陽の象意と事例<<
太陽って、自分自身を表すんでしょ? きみのこえ「これから掴む」自分自身、あるいは、「努力して掴んだ」自分自身ね。 西洋占星術の太陽についてフォーカスしていきます٩( ᐛ )و[…]
その「人生の最終的な目的」は、
素材としてはあらかじめ埋め込まれているんですが、
あくまでも「発展性」であって、発展させるのは自分なんです。
- 天動説の太陽サインは「あこがれているもの」
- 地動説の太陽サインは「持って生まれた自分」
という感じです。
ヘリオセントリックは、
「魂の目的・役割」的なものを見る技術。
- 天動説は太陽へ伸びていく発展性
- 地動説は太陽から降りてきた発展性
上述の通りヘリオセントリックでは、金星や水星の位置がだいぶ変わるのですが、
それを見て、太陽から降りてくる発展性がどういうプロセスをたどっているのか、考察することができます。
まずは地上から、がんばろ。
ただ実際、太陽へ伸びていく天動説のホロスコープを扱い切れないのに、
降りてくる可能性ばかりに手をのばしてもしょうがないんじゃないか、
というのが個人的な意見です。
なぜなら地動説のホロスコープは、
- 「お金持ちになりたい」
- 「地位がほしい」
- 「イケメンと結婚したい」
みたいな人間の泥臭い欲望には構っていないからです。
地動説のホロスコープを見ても、
「転職できるか? 仕事を辞めて平気か? 適職は?」はわからない。
わかるのは、私はこの言い方が好きじゃない、というか嫌いなんですが、
よく言う「使命」とか「生まれて来た意味」みたいな話です。
魂(のようなもの)の目的、魂の役割、魂の成長過程。
そういうわけで、ヘリオセントリックは鑑定ではほぼ使いません(;´・ω・)
魂(のようなもの)の目的の前に、やることがいっぱいあるんだよね。
就職とか、結婚とか、妊娠とか、子育てとかがね。
まずは地上の肉体をしっかり立たせることからだ!!٩( ᐛ )و
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