説得しなきゃ結婚できない・・・
そこそこあります、
「結婚を反対されているが、どうしたらいいか?」という案件。
相手が
- 借金持ち
- あまりにも年上・年下(親の方が歳が近いとか)
- あまりにも不安定な仕事をしている
とかいう、「まあ普通は反対するよね」というケースもあるけど、
「普通に考えて、特に不備もなさそうだけど」という場合なのに、
両親がめちゃくちゃ反対する、というケースもある。
先に結論を言ってしまうと、結婚は最低限二人の意思でできるので、
突き通すか断念するかどっちかです。
今回は後者の場合。
それほどの不備もないのに両親が猛反対というケースについてお話しします。
結婚に反対されている人もこの記事を読めば、決心がつくかもしれませんよ。
では本編いってみよう!
「どうしたら結婚に賛成してもらえるのか?」
![結婚](https://kiminocoe.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この依頼を占い師に投げる方は、
反対されても自分の選んだ人と結婚したいのですよね、意思的には。
でも、突き抜けて行動できるほどの熱意もなくて、
「周りの言いなりになれば楽」みたいな雰囲気も醸し出している感じ。
基本的には
「どうしたら結婚に賛成してもらえるのか?」という問いに対する答えはないです。
いや、こんなこと言うとがっかりされそうだけど、
たとえ婚約者が何かを改めようと、たいていの場合どうにもならないよ。
ほとんどいちゃもんレベルで反対してるご両親が多いんだから。
繰り返しになりますが、
結婚は最低限二人の意思でできるので、突き通すか断念するかどっちかです。
だから占いは基本的に、二人の相性診断+二人の近い将来から、
「結婚に向きそうか?」という感じで進めます。
結婚反対された体験談①30代職場恋愛
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- 32歳女性派遣会社員
- 38歳男性契約社員
- お互いに婚姻歴なし
- 交際1年ちょっと
オフィスラブですね。
二人は相性も良く、1年ちょっとの交際を経て結婚を意識しました。
具体的な結婚計画はあった。
ちょっと年齢も高めなので、
結婚を前提に、赤ちゃんができてもいい形で同棲しようと方針を決めたそうです。
半年の同棲をして、
- お互いに結婚しても問題ないと判断できた
- 妊娠できた
どちらかのことになったら結婚しましょうというお話だったわけです。
結婚反対された体験談②彼女の両親が大反対
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で、そこまで具体的に考えているわけなので、
お互いのご両親に挨拶を通しました。
彼の両親は大喜びで、彼女のことをお姫様のように扱ってくれたそうです。
問題は、彼女のご両親。大反対でした。
反対の理由は、
- 彼が契約社員であること
- 前職が土木産業であること
- 年齢差が開きすぎていること
- 相手の家柄が自分たちより低いということ(???)
- 授かり婚を前提にしていること
もうほとんど、全否定。
正直、32歳の娘の初婚を阻むことがどういうことなのか、
現実見えてないのかなという感じでしたが、
とにかく説得できそうもないような感じでした。
結婚反対された体験談③結婚占いについて
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ご両親としては、
お見合いとかをすればもっと条件のいい人と結婚できるはずだ、
と信じていたのではないでしょうか。
彼が恥を忍んで貯金まで開示したそうですがどうにもならず、
彼女は困り果てて、占いに「予言」を求めました。そして占いジプシーに。。。
結婚占いの結果。
さてご依頼のメールをいただいてホロスコープを見たところ、
上述したようにご本人たちの相性はいいんです。
しかし彼女の太陽に土星が迫っていました。これは判断が難しいところです。
「人生の節目」が来ていることは間違いないのですが、
退職する人、実績を上げる人、結婚する人、出産する人、離婚する人、
いろいろなんですね。「ラッキー」とか「喜び事」の表示ではないんです。
ただご本人の柔軟宮の多さ、その年の7・8ハウスの様子、翌年以降の運勢からして、
あまり芳しくないような雰囲気でした。
占いは、「予言」でも「預言」でもない。
とはいえ、きみのこえは占い師であって「予言者」ではないので、
確かに運勢としてはハードなんですけれど、
「結婚は無理ですね」という占い結果は出しません。
まだ何も起きていないからです。
「人生の節目」で親元を離れ、巣立つこともできるわけです。
それが痛みをともなうとしても。
星の影響は「振り分ける」ことができると知ろう。
で、運勢がハードであることは正直に伝えて、
「でも運勢が動くということは、
状況を変えるチャンスでもあるんですよ」
「自分の心に従うのがいいと思います」
とアドバイスをしました。
…したのですが、
「そうじゃなくて、未来はどうなるんですか?」
と聞かれてしまう(; ・`д・´)
決まっているのは、未来の星の運行だけ。
「こういう要素がある」というだけのこと。
まあその「未来はどうなるの?」に答えてしまえば、
- 「自分の意見がなくて振り回されてばかり」
- 「その間に土星が来て決定的な状況になってしまう」
- 「翌年以降沈んだ感じ」
ということで、だいたいどんな感じか見えていたのですが、
でもそれはね、例えば、
- 「土星が来た時に自分の意見を通して自立する」
- 「両親を生まれて初めて突き放したショックで翌年以降ちょっと沈む」
にもできるわけなんですよ。
運命が完全に決まっているのなら、
何の対策も打てないということになる。
運命が完全に決まってしまっているのなら、
占いは「対策」なんて出せませんよね?
「未来はどうなるんですか?」という質問と
「どうすれば痛みを避けられますか?対策は?」という質問は
矛盾してるんですよ。
そして、この矛盾に気づかない人ほど動かないです。
結婚反対された体験談④結局、別れることに。
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彼女は結局、同棲話を解消しました。
というか、解消されました。
彼女は「親に引き裂かれた悲劇のヒロイン」状態でしたが、
わたしとしては、
「戦ってくれた彼の無条件の味方にならなかったこと」が
破たんの原因だと思います。
当時まだ同棲の話を解消しただけで別れてはいませんでしたが、
二人の雰囲気はかなり悪くなってしまい、破局は時間の問題かなという感じでした。
若いころ、サンプルにする条件でお受けした案件です。
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